絵本「うんちくん」から考える題名の付け方

絵本「うんちくん」から考える題名の付け方

 

注目される絵本の題名

 

絵本を人に読んでもらうために重要な事は何か?
まずはこれを見て欲しい。
マーケティングにはこんな考え方がある。

 

人が物を購入するまでの流れ。
AIDMA(アイドマ)だ。

A:Attention(注意)
I:Interest(興味・関心)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(行動)

 

では、新商品のお菓子が発売されたとしよう。
CMなんかでお菓子を知ってもらって(注意)、
「美味しそう」「食べてみたい」と思わせて(興味・関心、欲求、記憶)、
買ってもらって食べてもらう(行動)

 

絵本に置き換えると、
ブログなんかを通じて自分の作品を知ってもらって(注意)、
読んでみたいと思わせて(興味・関心、欲求、記憶)、
実際に読んでもらう(行動)という感じになる。

 

で、知ってもらうのはサイトやツイッターを使って
知ってもらうので、それは別のところでお伝えするとして

 

ここでは読んでみたいと思わせるところのポイントを
お伝えしよう。

 

色々な方法はあるけれど、読んでみようかなと
思うきっかけは絵本の題名ではないかな。

 

例えば、次のどのタイトルがひっかかるか?

 

「あめふり」「いぬがいっぱい」「うんちくん」「おやすみ」
「くまさん」「はっぱのおうち」「みんなともだち」「やまのぼり」

 

「うんちくん」にインパクトがあったんじゃないかな?
いや絶対そうだ!「うんちくん」が気になっただろう。

 

違和感があると、ちょっと気になっちゃうわけだ。
それでちょっと読んでみたくなるわけだ。

 

僕は、絵本を作る時にあまりタイトルのことは重要視しなかったけど
例えば本屋さんに行って絵本を見ていると、ちょっとひっかかる
タイトルの絵本はついつい手にとってしまう。

 

まず手に取ってもらう。これってすごく重要だ。
その他多数に埋もれてしまうと人の目に入らないからね。

 

違和感だとかインパクトだとかを与えることは重要なんだ。

 

 

おもしろい絵本の題名事例

 

ちょっと面白い題名の絵本を見つけたのでいくつか紹介しよう!

 

○給食番長
○はなげばあちゃん
○チーター大セール
○パパのしごとはわるものです
○おれたちはパンダじゃない
○みみずのオッサン
○おしりをしりたい
○ぶつくさモンクターレさん
○こんもりくん
○はたらくんジャー
○まくらのせんにん

 

どうだろう?
ちょっと面白いというか、引っかかる感じがしないかな。
本屋さんで、こんな題名の絵本があったら、ちょっと気になると
思うんだよね。

 

この「ちょっと気になる」というのが重要なんだ。

 

まず興味を持ってもらうことで、読んでもらえる可能性は
グーンと上がるわけなんだよね。

 

だから今回紹介したように題名に特徴をつけるというのは
自分の作品をアピールするためには重要な要素なんだ。

 

ちょっとマーケティングの考え方を取り入れると自分の作品を
みんなに知ってもらえるようになるから、ぜひお試しあれ!

 

 

 

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