絵や話が思い浮かばない場合のネタ作りのコツ

絵や話が思い浮かばない場合のネタ作りのコツ

 

ネタが思い浮かばない

 

絵本のキャラクターの作り方やストーリーの作り方が
なんとなく分かっても、どんなことを物語のネタにしようかと
悩んで、なかなか絵本を作れないということがあるかもしれない。

 

「どうやって物語のネタを考えているんですか?」なんて
聞かれることがあるけど、ネタは実はどこにでも転がっている!

 

ネタはどんなところからでも見つけられるだ。

 

難しく考えようとするとなかなか作れなくなっちゃうけど
もっと簡単に考えるといい。

 

具体的にどんなところにヒントがあるかというと
まずは映画とか漫画とかを沢山観るといい。できるだけ沢山だ。

 

人のアイデアって完全にゼロから出来ているものってあんまりない。
自分の知識だとか経験だとか体験だとか、そういうものの組み合わせ
みたいなところで新しいアイデアができるわけだ。

 

だから多くのことを知っていることで、それだけ引き出しが
増えるというわけ。

 

色んなストーリーを知っていると、それを分解して新たに
組み合わせると新しいストーリーができる。
キャラクターを作る時も同じだ。

 

僕が作った絵本でも映画とか漫画からインスピレーションを
受けてできているものもあるからね。

 

パクリじゃないよ(笑)
面白いなと思う部分を自分なりに解釈して、再構築していくと
自分のストーリーに変わっていくからね。

 

 

映画・漫画・日常の出来事がネタになる

 

好きな映画とかあったら、なんで好きなのか、どういうことろが
良いと思ったのか整理をするんだ。

 

で、自分の知っている経験とか体験に当てはめてストーリーに
していくとオリジナルのものになるということだね。

 

もちろん、映画とか漫画とかでなくて絵本を沢山読むというのも
ありだよ。

 

ちょっと大きめの本屋さんに行って、さらっと立ち読みするのも
いいけど、できるだけゆっくり読んだ方がいいから図書館とかが
行くと良いかもね。

 

地域によっては子ども図書館だとか、絵本図書館ってのもあるよ。
ネットで調べて最寄りの子ども系図書館に行くと効率よくたくさんの
絵本に出会えるぞ。

 

絵本にするネタとして、一番簡単なのは日常生活の出来事を材料に
することだね。

 

日常生活のちょっとしたことが、実はなかなかいいネタになるんだ。

 

例えば、あなたに子どもがいたとして、子どもたちが兄弟げんかを
したけど、仲直りするという何気ないことでも絵本のネタには十分に
なるんだ。

 

やっぱり仲良しがいいねっていうテーマにして、兄弟を動物の
キャラクターにおきかえてみたりするのもいいかも。

 

ストーリーとしては、ケンカをしてしまうけど、お互いが仲直り
したい。でも、なかなか「ゴメンね」って言葉が言い出せない。
そんな時に何かきっかけをつくって、お互いに「ゴメンね」が言えて
仲直り!みたいな感じとかね。

 

 

 

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