ミッフィー展とブルーナの絵本

ミッフィー展とブルーナの絵本

ミッフィー展とブルーナの絵本

 

 

松屋銀座で開催されている誕生60周年記念ミッフィー展に
行ってきたよ!

 

僕はミッフィーの生みの親であるディックブルーナのファン
だから、かなり楽しめた。

 

1955年に出版された「ちいさなうさこちゃん」の
第1版の原画がナント世界で初公開。一見の価値があるよ。
ミッフィーは、まだ今の形とは少し違う。

 

ちなみにミッフィーの本名はナインチェなんだって。
ナインチェはオランダ語で小さいうさぎ。ディックブルーナは
オランダ人なんだ。

 

で、なぜミッフィーになったかというと1960年に英語版で
出版された時に英語名として「ミッフィー」という名をつけて
それが日本でも一般的になったって感じみたいだ。

 

ブルーナって見た感じ優しそうだけど家族愛に溢れている
エピソードもミッフィー展で見ることができるよ。

 

ミッフィーの絵本は、ブルーナが息子さんの為に描いた絵本
なんだって。

 

そして、小さな紙きれに描かれたイラストが展示されて
いるんだけど、これはブルーナが奥さんであるイレーネさんへの
手紙なんだ。

 

ブルーナは早起きだったから「朝食メモ」を残して仕事場へ
出かけたんだって。イラストが優しくてすごくいい感じ。

 

こんな感じ。

 

 

 

その他にも「ミッフィー・アートパレード」では日本人の
クリエイターがミッフィーに色々なデコレーションをしていて
個性的なミッフィーを見ることができるのも面白い。

 

ミッフィーのプロジェクションマッピングとかもあったり
見どころ盛りだくさん。

 

 

ちなみに僕がブルーナの絵が好きな理由は大きくは2つ。

 

1つはシンプルな造形だね。余計なものが一切ないのが
すごくカッコいい。そして、キャラクターのバランスが好き。
あの2頭身って親しみやすいというか可愛らしいでしょ。

 

丸みを帯びているところも温かみというか安心感みたいな
ものを感じるんだよね。観ていると平和な気分になる。

 

2つ目の理由は、やっぱり原色の色使い。ブルーナカラーだ。
ちなみにブルーナカラーは赤・黄・緑・青そして茶とグレー。
色のデザインもかなりカッコいい。

 

僕も絵本を描くけど、ミッフィーの影響をかなり受けている。
キャラクターは2頭身の丸みを帯びた感じだし。
色遣いは原色ではないけどパステルカラーを好んで使ってる。

 

絵本を作るなら何か特徴を持つといい気がする。
その人らしい絵とか、その人らしいデザインというのを持って
いるとブランド力になるからね。

 

自分の好きな絵本とかデザインとかを研究して、自分風に
アレンジして取り込んでみると、楽しく絵本作りができる
ようになるよ!

 

話しは脱線してしまったけど、ミッフィーとかブルーナが
好きなら行ってみるといいよ。
楽しくてついついガイドブックみたいなものも買ってしまったよ。