絵本作家・荒井良二さんのはっぴぃさんがイイ

絵本作家・荒井良二さんのはっぴぃさんがイイ

絵本作家・荒井良二さんのはっぴぃさんがイイ

 

 

僕のお気に入りの絵本の1つ荒井良二さんのはっぴぃさん。

 

コンプレックスなんて全くないよ!なんて人はあんまりいないと
思うけど、「コンプレックスがあって悩んでるんだよね」って人に
読んでもらいたい絵本。

 

と同時に人の嫌なところばかり気になりがちな人にも読んで
欲しい絵本(笑)

 

ちなみに荒井良二さんは2005年にアストリッド・リンドグレーン
記念文学賞を受賞してる絵本作家さんだ。

 

舌を噛んでしまいそうな感じのする賞の名称だけど
これは絵本のノーベル賞みたいな感じなんだ。スゴイ人だ。

 

荒井良二さんの絵って、なんか独特なんだよね。
まるで子どもが描いたような絵。
何かのテレビで見たけど、荒井良二さんのライバルは「子どもたち」
ということ。

 

子どもに戻って描いている感じなのかな?子どもの目線というか
子どもの思考に戻って絵を描いている感じだね。

 

さて、そんな荒井良二さんの絵本、「はっぴぃさん」だけど

 

どんな話かというと、ざっくり言うと自分の短所が実は少し見方を
変えると長所にもなるんだよって教えてくれる話。

 

このお話に出て来る男の子は、自分がのんびり屋であることに
悩んでいるんだ。でも、ある女の子から言われます。
「のんびりなのは、丁寧だからだと思うよ」って。

 

この女の子の方も悩んでいる。自分が慌てん坊であることに。
でも、男の子から言われます。
「慌てるのは、一生懸命だからだと思うよ」って。

 

2人は、何でも願いをかなえてくれるというはっぴぃさんに
会いに行く途中で、自分のコンプレックスが、少し見方を変えると
良いところでもあることを発見するんだ。

 

詳しくは絵本を読んでほしいんだけど、ざっくり言うと
こういうストーリー。

 

世の中には色んな人がいるわけだ。得意なことも苦手なことも
人それぞれ違う。

 

そして、苦手なことが多い人だって、少しだけ見方を変えると
それは良いところになるかもしれないよね。

 

やっぱり人って、人の嫌なところばかりに目がいきがちだけど
それって、なんか不快な気持ちになるだけで何にも生まれないと
思うんだよね。

 

だったら、嫌なところに見えてしまうところを、少し見方を変えて
その人のいい所って捉えるようにできたら、なんだかハッピーな
気持ちにならないかな?

 

まぁ、出来ていない所を注意することも時には必要なわけだけど
やっぱり、認めるところはちゃんと認めるみたいな気持ちを持って
いると色んなことがうまくいくようになると思うんだよね。

 

この絵本は読んでいると、なんだか暖かい気持ちになるから
おすすめだね!